栄町で活躍する地域おこし協力隊に聞く「住んでみてどうだった？」

地域おこし協力隊は、都市地域等から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、最大３年の任期で地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。

栄町の地域おこし協力隊は、
主に「ドラムの里活性化協議会」の農家の下で、町の特産作物（黒大豆、米、いちご、トマト、ネギなど）の基礎的な農業技術の習得や各種イベントに参加し、地域の魅力を配信しています。

昨年10月より活躍している2名の隊員についてご紹介します。


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丁野　勇（ていの　いさむ）隊員
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●栄町への移住の動機は？

元々成田空港の近くで民泊運営を検討していたところ、空港の近くの栄町で地域おこし協力隊を募集していることを知り応募しました。


●移住してみてどうだった？

まだ移住して半年なので知らないことも多いですが、自然や水資源が豊かで、小さい町だからこそのコミュニティの良さを感じます。


●今後の意気込み

海外との輸出入業務の経歴があり、外国人との繋がりも多くあるので、これらの経験を生かしつつ、地域に溶け込みながらインバウンド事業や町の経済振興に全力で取り組んでまいります！


●着任後の活動

2025年10月に着任し、10月は「どらまめ農家」、11月は「ネギ農家」での研修を行いました。

どちらの作物も手作業で行うことが多く、すべての工程が機械化されているわけではないため、実際に体験して多大な労力、手間、時間が必要となる大変な作業だと実感しました。

また、ネギについては選別過程のなかで、どうしても規格外になってしまうこともあることから、食べられる部分の再利用についても３年間の協力隊活動を通じて考えていければと思っています。

12月から１月は、ネギ農家といちご農家での農業研修を行いました。

いちご農家では、摘み取り作業や販売など、いちご全般の管理に携わりました。いちごは、すべて手作業で生産するため、商品にするまで大変な労力が必要であると感じました。

そのほか、来年以降の活動に向け、町の特産品を使った商品開発の準備などを行っています。

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芳賀　一男（はが　かずお）隊員
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●栄町への移住の動機は？

よく成田へ行く際などに栄町を通っており、気になっていました。
都心へ行くにも、商業施設へ行くにもアクセスがいいと感じていました。


●移住してみてどうだった？

都心等へのアクセスがいいのに、自然が多くて良いです。
移住者だから、という目ではなく、人が優しいまちです。


●今後の意気込み

栄町を多くの方に知ってもらうため、SNSによる情報発信、農産物の商品開発、販路拡大にチャレンジし、農業体験などを通して新たな地域コミュニティづくりを目指します！


●着任後の活動

2025年10月に着任し、10月から11月にかけて町内の２軒の農家で研修をさせていただきました。

１軒目では、どらまめ栽培の、収穫・選別・出荷まで、一連の作業を教えていただきました。
２軒目では、ネギの苗作りから販売まで、細やかな作業を教えていただきました。寒い時期の屋外作業は大変でしたが、それぞれの農家さんが努力や工夫を凝らしておいしい作物づくりに取り組んでいると感じました。

リバーサイドフェスティバルやドラムの里のイベントなど、多くの町のイベントにも参加しました。

12月から１月は、前半のネギ農家と後半のいちご農家で充実した活動となりました。

いちご農家では収穫作業に携わりましたが、完熟いちごは非常にデリケートで、細心の注意を要する繊細な作業でした。自然を相手にする農家の厳しさを実感する日々です。

農業研修のほかにも、12月には大鷲神社の酉の市に参加しました。
活動を通して、町民の皆さまのあたたかさを感じています。
今後も活動を通して、隊員ならではの目線で栄町の魅力を発信していきたいと思います。





今後も栄町で活躍するおふたりの地域おこし協力隊の活動に注目です！